私は自分を信じる(自己信頼)ということは、自分の個性を信じ、個性を尊ぶ気持ちを持つことではないかと思います。
同様に人を信じるということは、その人の個性を信じ尊ぶということだと思います。
私は人を見る時に、その人の個性を尊び信じるように意識しています。
すると平等に人と接することができる気がします。
意識してそう見ようと努力することで、人との関係もよいものになっていくように感じています。
同じことは自分にもいえるはずで、自分の個性を尊び信じることがとても大切だと思うのです。
そうしないと、自分を否定したり卑下したりしてしまいます。それがストレスとなり、行動に自分らしさがなくなり、いびつさが出てきます。
以上のことから導き出せることは、「自己信頼を高めるための行動とは何か」というと、それは個性を輝かす行動のはずです。
個性を輝かす行動は、本当の自己が輝く行動であり、自分が最も生き生きする行動です。
自分らしさが最も輝く行動です。
私は個人の過去世の記憶を貯蔵している深層潜在意識の奥には、超越的で普遍的な個人を超えた潜在意識があると思います。それは個人を超えているので超越潜在意識と呼びたいと思います。超越潜在意識は宇宙のすべての存在とつながっているのではないかと思います。
そこで個性とは超越潜在意識が分化した、私という存在の核であると考えています。またその核の部分が各転生で輝きを放った意識も個性といってよいと考えています。
個性は多面的であり、さまざまな輝きをもってはいますが、その人らしさの核であり、その人の宇宙での役割を表現するものでもあると思います。
では自分の個性はどうして知ることができるかというと、一つの目安があると思います。自分が行動してワクワクすること、生き生きと輝くことをしている時であり、それによって苦悩や不幸がなく、反作用としての不幸や罪悪感などの不快の感覚がない状態ではないでしょうか。その行動をして喜びが湧き、いつまでも不快感や不幸感覚が湧かないものは、個性を輝かせていると言えると思うのです。
別の表現をすると、個性を輝かす行動とは、自分の心の中からこれをしてみたいとの思いが湧いてきて、積極的に行動し、障害があっても努力を惜しまず続けていけるものであるように思います。「それをすると嬉しい」と感じるからこそできることです。
だったら、「これをすると嬉しい」と思えることを見つけ出して、行うことによって個性を輝かす自分になれると思います。それが個性の発見と自覚につながります。
私がワクワクして嬉しいと思える行動は、一つは散歩です。世界のさまざまな変化や姿を発見して歩くということが、とても好きです。だから、自分の気持ちをリセットして、自分らしい状態に戻すために、意識して日常生活に散歩を取り入れています。
さらに私がワクワクすることは、これは最近発見したのですが、実はパンを作ることです。おいしいお店で食べるような、本当のおいしいパンを作ってみたいと真剣に思っています。そして週二回ぐらいのペースですが、パンを試作して色々挑戦しています。まだ第一関門であるイースト臭の克服ができかねているのですが、少なくとも見た目には大分パンらしくはなりました。
さらに私がワクワクして強くやりたいと思うことは、今書いているブログです。自分が体験したこと、そこで見出した心の真実を書きたいと、強く願っています。心理学の知識はそれなりに詰め込みましたが、知識から入る方法には限界があります。
結局、自分が実際に経験しないことは、人の参考にはなりません。自分が経験して、それをもとに共感するのでないと、本当に人を理解する力にもなりません。
私自身がくぐってきた心の道を書くことで、誰かの気付きを促すほんの小さなきっかけにでもなれたらうれしいと思っています。
個性を発揮する行動を考えよう。
それは自己信頼を高める道である。
自分への信頼が強くなればなるほど、そして自分の個性を尊ぶ気持ちが大きくなればなるほど、人への信頼も、人の個性を尊ぶ気持ちも強くなります。
それはとても幸せなことであると感じています。
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心理カウンセラー・種村修(種村トランスパーソナル研究所)
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