ゴミの出し方には、その人の品性が現れます。
きちんと分別して、出すべき場所に、出すべき時にきちんとゴミを出す人は、品性が優れています。
缶の中にタバコの吸い殻や乾電池を一緒に混在させて出す人は、品性を落としています。
可燃ごみの袋に燃えないごみを入れて、未回収になって散らばっているごみは、出す人の品性の低さを露骨に表しています。
ゴミを分別して出すのは、少し手間がかかります。
きちんと意識することも必要です。
最低限の知識も必要です。
でもきちんと回収されて再利用の資源となったり、効率的に回収され処分されることで、住んでいる場所が豊かで清浄になります。
マンションのゴミ置き場を見ると、そこの住民の品性が分かるといいます。
ペットボトルはラベルやキャップを外して出すのは普通ですが、きちんとつぶして出す人は、搬送する人の手間を考える思いやりがあります。
空き缶でもつぶして出すと、より多くの空き缶を運べるので、回収する人が助かります。
雑誌と新聞を別々に出す人は、再加工するまでの手間を省いています。
紙類はビニールの袋を使わず紙の袋に入れてだすひとは、やはり先の工程での手間を省いています。
つまりゴミの出し方に、思いやりや品性、あるいは教養の違いが出るのです。
マンションでしっかり管理されているところは、ゴミの出し方がきれいです。
きれいに積み上げらえていますし、ちいさなゴミ袋は大きな袋にまとめるか、3~4個がまとまってくくられています。
カラスの害を防ぐためにネットがかけられています。
缶や瓶を入れるコンテナもきれいに拭かれており、汚れがない状態が維持されています。
そのマンションの住人や管理員の品性が、ゴミの出し方に出てくるわけです。
ゴミの出し方で、その人の品性やさらには教養まではかられるので、決しておろそかにできません。
見方を変えると、ゴミの出し方を整えることで、品性を磨くことができるということです。
種村トランスパーソナル研究所
心理カウンセラー・種村修
(連絡先)
℡ 090-8051-8198
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