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1月, 2015の投稿を表示しています

(投稿)子供を通して学んだこと

(紹介)カウンセラーの「大」さんが昨年秋に送ってくれていた投稿を紹介します。今は受験の最中という家庭も少なくないと思いますが、受験に限らず親子の関係について、なかなか深い示唆に富んだ気づきを綴ってくださいました。それはすべてをつながりの中で見てゆこうという見方であり、子供に起きている現象は、自分が蒔いた種が育っているという見方です。そして子供の苦しみを、子どもの視線に立って理解していこうという態度の大切さです。


(投稿) 

1.受験目前、親のイライラ
秋も深まり、長男の受験勉強も、いよいよ大詰めになってきました。
そろそろラストスパート・・・、といいたいところですが、
長男はいたってマイペースで、「焦る」という言葉を知らないかのようです。
暇さえあれば、勉強そっちのけで、大好きなプラモデルをいじっている始末。
毎日のように、妻の小言が家の中に響き渡ります。
私も、居ても立ってもいられず、彼に説教じみたことを言います。
ですが、「わかったよ・・」の一言で、なかなか動こうとしません。
10回ほど小言を繰り返して、ようやくイヤイヤながら机に向かいます。
本人が行きたい高校へ入学するには、現状では偏差値が足りません。
ガムシャラに勉強しないと、試験に落ちてしまうことは目に見えています。
しかし、なぜ、マイペースすぎるのか・・・。
精神的に問題があるのではないのか・・・。
そのようなことを考えながら、悶々とした日々を過ごしていました。

そんな中、ある方から言われた言葉を思い出しました。

目の前に現れた現象を、自分の結果から出たとしたときに、あなたはどう捉えるか。」

自分の周りに起こる出来事は、自分とまったく無関係ではありません。

自分から発生した事象が、回りまわって自分に返ってくるように、必ず何らかの縁が存在します。

境界性パーソナリティ障害9…特徴(6)自己を損なう行為にのめり込む

①間接的に自分を損なう行為


自分の身体を直接傷つけるだけでなく、間接的に自分を損なう行為にのめりやすいのも境界性パーソナリティ障害の特徴です。


アメリカ精神医学会の精神障害の診断と統計マニュアル(いわゆる診断基準「DSM-Ⅳ」)には、
(4)「自己を傷つける可能性のある衝動性で、少なくとも2つの領域にわたるもの」と書いてありますが、そこには例として「浪費、性行為、物質乱用、無謀な運転、むちゃ食い」を挙げています。
間接的に自分を損なう行為で典型的なものは、アルコールへの耽溺や薬物の乱用です。場当たり的なセックスやスリルだけを追い求める恋愛、万引きも含まれます。どちらかといえば女性によくあるのは過食や買い物依存、どちらかというと男性によく見られる命の危険と背中合わせのスポーツや無謀運転への熱中も、それに当たります。
通常の場合、人は衝動をコントロールしたり、欲望をその場で満たすことをおさえ、それを先延ばしすることができます。それは長い目で自分を損なわないように配慮するからです。
ところが、こうした衝動を抑えたりコントローすることが困難な人もいます。

特に長い時間、不安や空虚感を感じて苦しんだ場合は、目の前の楽しい活動をすることは、このうえない気分転換になります。

境界性パーソナリティ障害8…特徴(5)繰り返される自殺企図と自傷行為

①自殺企図


境界性パーソナリティ障害の重大な特徴となる症状は、自殺企図自傷行為を繰り返すことです。自殺企図というのは、文字通り自殺を企てることです。自傷行為はリストカットやアームカットなど、自分で自分の体を傷つけることです。


まず自殺企図について説明します。


境界性パーソナリティ障害の人の自殺率は9%と言われていますが、診断基準をすべて満たしている重度のケースでは、36%にのぼるという調査結果もあります。ですからこの問題は深刻です。


このタイプの人の自殺企図には確かに、周囲をコントロールしたり、周囲の気を引くという動機も含まれています。ですが、それだけではありません。この問題を専門的に研究したリネハンという心理学者は、彼らにとって自殺は、圧倒的でコントロールできないような感情の痛みに対する解決策と見なされていると指摘しています。

「自殺の脅しも含め、自殺行為は、周囲の行動を引き出す上で非常に効果的です。感情的な苦痛を減少させるために効果的な、救いの手をもたらしてくれます。多くの例では、このような行動は、他人の注意を引きつけ、自分の感情的苦痛を和らげるためにできる唯一の方法なのです。」(マーシャル・M・リネハン)

自殺行為やリストカットなどの自傷行為の後、いったん症状が収まり落ち着きます。その理由には「自分の中に溜まっていたものを、そうした行為によって放出した一種のカタルシス効果」が働くのと、周囲の関心や心配が自分に注がれ、「愛情欲求が一時的に満たされる」からです。


ただし、何度も繰り返されえるので、周囲も「またか」と思いそれほど注意を払わないようになると、本当に自殺に至る危険があるので、決して安心はできません。

境界性パーソナリティ障害7…特徴(4)怒りのブレーキが効かない

①感情がコントロールできない

境界性パーソナリティ障害の人も私たちも、もっている感情に違いはありません。ただ違うのは、私たちより「物事を強烈に感じ、より激しい形で反応し、自分自身の感情や行動をうまくコントロールできない」ということです。
境界性パーソナリティ障害の人の怒りは激しく、予測不可能で、筋道を立てて話をしても抑えることができません。大雨の後の鉄砲水や地震や、晴れた日の雷のようなものです。現れるのと同じように、消えるのも突然です。

もう聞いているしかないほど怒りの激流となるので、相手をする人は疲れ果てて行きます。仕方がないから感情をなだめるために、境界性パーソナリティ障害の人の言うままになってコントロールされている家族があります。これは非常に多くあるケースです。この場合、家族の心の中には、出すことのできない怒りが蓄積されていくので、家庭の中の空気が非常に冷たくとげとげしいものとなりがちです。 もっとも、境界性パーソナリティ障害の人の中には、自分の怒りを全く表現することができないという正反対の問題を抱えている人もいます。怒りがないのではなく、「少しでも怒りを表したらコントロールを失ってしまうとか、わずかな怒りでもそれを向けた相手が仕返しをするのではないかという恐怖心を抱いている」からです。怒りのブレーキが壊れているという感覚では共通しています。

通常このタイプの人は、怒りだけでなく、あらゆる感情が激しくて、それを抑えるブレーキが壊れているように感じています。それは彼らが痛みに対して、非常に過敏な心を持っているからです。ある専門家はこれを、全身の9割に重度の熱傷(やけど)を受けているような状態だといいます。「感情という皮膚がなく、わずかに触れたり、動いたりするだけでも、彼らは苦痛に悶えるのです」。ですから制御できなくて激しい反応が起きてしまうのです。
この敏感さは、境界性パーソナリティ障害の人が、潜在意識と同通しやすいこととも密接にかかわっています。鈍感な人であれば感じないので平気なことでも、潜在意識と同通して敏感な人にとっては、拷問なような苦しみを感じることがあるのです。心がむき出しになっていて、小さな刺激にも過敏に反応するのです。このタイプの人が、激しい猫舌であることも、しばしば見かけます。感覚も過敏であることが少なくないように思います。

②怒りの奥にある生き残り戦略…

境界性パーソナリティ障害6…特徴(3)ムード・スウィング

①めまぐるしく気分が変わる
境界性パーソナリティ障害の人は対人関係が極端に変動し不安定なだけでなく、本人の気分・感情も大きく変動するという特徴があります。
ハワイに行くと、お天気が短時間で大きく変動して、晴れていたと思うと突然、猛烈なスコールが降ることがあります。このタイプの人の気分や感情の変動も、ハワイの天気によく似ています。つまり晴れ渡って青空が見えていたかと思うと、突然曇って大粒の雨がシャワーのように降ってくる。しばらくすると嘘のように雨が上がり、青空が見える、という具合です。
「気分がよく、希望が感じられ、何もかも楽観的で前向きに考えられる」と気がすこし続くと、突然、「最悪の気分で、すべてが駄目に見えて落ち込んでいる」という具合です。最高と最低の状態を往復し、気分が目まぐるしく変わります。そのきっかけも些細な傷つきなどで、あっという間に絶好調から絶不調に揺れるのです。
境界性パーソナリティ障害の人は、潜在意識と同通している度合が強く、いわゆる霊的な感覚が発達しています。そのために、些細な気分の変化や、人の些細な一言で、一気に感情がぶれていくのです。肯定的な思いを持っている時は非常に幸福感が強かったのに、何かの拍子でネガティブな感情に入ると、底なし沼のような暗い暗澹たる感情に支配されます。その落差は激しく、しかも比較的短時間で変化するというのが、境界性パーソナリティ障害の特徴です。
境界性パーソナリティ障害を抱えた妻を持ったJさんは、「結婚生活は、つかの間天国にいるかのように感じたかと思えば、その次は地獄だよ」といいます。
「妻の気分はコロコロ変わるんだ。彼女を喜ばせようとしたり、けんかになることを避けようとしてビクビクしているようなものだよ。話すスピードが速いとか、声のトーンがおかしいとか、表情が変だとかで、喧嘩になるのはごめんだからね。彼女がしてほしいと言ったことをその通りやっても、彼女は腹を立てるんだ。彼女が『一人になりたいから子どもをどこかに連れて行ってくれない?』と言ったことがあったよ。それで僕が子どもを連れて出かけようとすると、彼女は僕の頭めがけて鍵を投げつけて、『私のことを憎んでいるから家にいられないんでしょ!』と責めたんだ。でも僕と子どもたちが映画から帰ってきた時には、彼女は何事もなかったかのようにふるまっていた。」
ムード(気分・感情)が激しくスウィング…