2014年10月31日金曜日

自分の心の見つけ方


 
 
 
1.心が分からなくなったとき

 
私たちが悩んだり、イライラしたり、どうしていいかわからずに混乱し、行き詰っている時は、自分の心が分からなくなっている時です。

私の心は、単一のものではなく、いくつもの意識の層に別れており、それが合わさった複合体です。ですから、自分の心を知りたいという時は、その各層の意識が何を感じてどう思っているかを理解したうえで、自分がどうしたいのかを決めるという作業が必要です。

私たちの心は、時にまったく正反対の矛盾した思いを、同時に持っています。これはその矛盾する思いをもつ意識の層が異なっているにもかかわらず、それをしっかりと分けて認識していないので、自分が分裂してしまうのです

大切なことは、それぞれに意識の層が感じている思いを無視したり、拒絶したり、抑えつけるのではなく、それぞれを受け入れてそういう思いが出てくることも理解した上で、最終的に自分自身がどうするかを選択するということです。

 
2.心の各層に問いかける

 
私たちが自分の心の各層を意識するときに、次のようにすると心が立体的に見えてきます。これは私が心理カウンセリングの中で経験的に学んだ方法です。 主に自分の心に問いかける質問形式でご紹介します。
 

①肉体意識はどう感じていますか。自分の肉体は意識を持っています。その肉体意識が感じている肉体(身体)の声をまず感じ取ってください。
 

②私の顕在意識、つまり現に今生活している「私」という意識は、これをどう思っていますか。どうしたいのでしょうか。何を感じているのでしょうか。

 
③私の個人的潜在意識はどう感じていますか。個人的潜在意識は、生まれてから今までに発した意識の集積ですので、普段は忘れていても、思いだせることもあります。ここには、「過去に傷ついて仕舞こんだ思い」や、「抑圧した思い」、「感じることを拒絶した思い」、「傷ついた子供の私」などがいます。それがどう感じているかを知ることは、とても重要です。

実は個人的潜在意識も、さまざまな思いの複合体なのですが、ここではあまり気にせずに、最も自分にいま関係する部分との対話をしたいと思って取り組んでください。そういう思いを発することで、自動的にそうなっていく仕組みが心には備わっているようです。

 
④さらに深い潜在意識である深層潜在意識ではどう感じ、思っていますか。深層潜在意識は過去世と言われる記憶が蓄積されている心の領域です。過去世の経験や学習]さらに過去世の個性によって、特有の考え方や感じ方をしています。いくつもの過去世の記憶が詰まっていますが、ここでは特に今の自分に影響を与えている深層潜在意識に呼びかけるつもりで、「あなたはどう思っているのですか」と質問するといいと思います。

 
さらに上級に行くと、自分の心の中核意識である丹田意識との対話ができるのですが、それにはいろいろ鍛錬が必要ですので、ここではそういう意識があるということだけをお伝えしておきたいと思います。

 
3.思いやイメージをキャッチする

 
心の各層との対話の仕方は、その意識の層を意識して、

「どう思いますか。どう感じていますか。」

と心の中で問いかけてあげることです。実にシンプルです。

そして受け身の気持ちで、心に湧き上がってくる思いやイメージを受け止めてください。言葉としてくるときは書くことが有効です。イメージの場合は、私はクレヨンでそれを描きとめることをお勧めしています。

 
たとえば、肉体意識では、ここで本能と直結しているので、非常に本能の正直な声が欲求として聞こえやすいです。また自分が無理をしている部分があると、それが体の不調になって出てくるのを見ても分かるように、今の生活や意識の持ち方への警告が出てきやすいと思います。

たとえは顕在意識では「納期に間に合わせるために徹夜しなければならない」と思っていても、肉体意識は「もうもたない、休ませてくれ」と悲鳴を上げていることもあります。

頭が痛い時に、頭に意識を向けると、どの部分がどのようにいたいのかが感じられてきます。「どうしていたいの」と聞いてみてください。心に浮かんでくる思いがその回答であることが多いといえます。

さらに、その頭痛に意識を向けて、浮かんでくるイメージを描きとめます。色も付けます。赤であれば怒りであるでしょうし、黒であれば抑圧された想いや、否定かもしれません。灰色では不安であることもあるでしょう。色によっても、形によっても、さまざまなことを伝えてくれます。カウンセラーが一緒に分析するときは、より深くその思いの中に入り込むことができます。

 
これらはより高度な分析になりますが、通常であれば、単に各意識の層にシンプルに問いかけだけで、回答が来るようです。個人差はありますが、私のクライエントの方の場合、非常に的確にキャッチされていることを実感しています。

 
 どうにも判断がつかない悩みにあるとき、心が混乱するとき、是非こうした方法で自分の心を知ろうとしてみてください。混乱が収まり、進むべき方向性が見えてくるようになると思います。(心理カウンセラー・種村修)

<種村トランスパーソナル研究所の連絡先>
℡:090-8051-8198(心理カウンセラー・種村修)
メール:tanemura1956@gmail.com

2014年10月17日金曜日

(投稿)心の闇を見つめる5


 (紹介)準カウンセラーの「大」さんの「心の闇」を見つめる作業も、大詰めに入ったようです。これまで「心の闇」と表現してきましたが、ユングの分析心理学では「影」と呼ばれるものに相当します。「影」との対決は、潜在意識に参入するうえで、避けては通れません。彼は自分の「心の闇」「影」の奥にある情動が「怒り」であることを見出しました。潜在意識の奥深くに封印してきた情動に触れることは、その克服への大きな一歩です。(種村)

 
怒りの発見

 
私の心の中には、「世の中の不幸を消し去りたい」という強い衝動があります。
生まれてこの方、きっかけとなるような不幸体験がないので、
なぜこのような強い衝動的な念いが出るのか、不思議でなりません。
そして、この念いについて意識を注中してみると、
その念いから、強い悲しみが伝わってきて、
知らず知らずのうちに、涙が出てきます。
そして、悲しみと共に伝わってくるものは、
不幸を与えるもの、生み出すものに対する、強い「怒り」です。
そして、そうした不幸を生み出す世界に「終止符を打つ」、
こうした強い決意じみた念いが、強く伝わってくるのです。

これは、過去の幾世において、こうした経験をしてきているようです。
今まで、こうして何らかの不幸を生み出すものと戦ってきたのでしょう。
それまで、魂が深く傷つき、多くの悲しみを体験してきたのでしょう。

そのことが、自分の心の奥に、「心の闇」として存在しています。
しかしながら、これを「心の闇」として存在させていい訳ではありません。
自らの「闇」と対決する前に、「闇」を明らかにしなければなりません。
そうして初めて、「闇との対決」が始まっていくのです。
自分は、そうした1つの段階を乗り越え、新たな段階に入ったのかもしれません。

また、ここで出てくる怒りというのは、いわゆる「教導の怒り」というものであるかもしれません。
この「教導の怒り」というものも、自分にとっての大きな課題です。
「怒り」というものは、どこまで正当化されるのか。
こうしたことを、もっと深く見つめていかなければいけないと思います。(大)

2014年10月11日土曜日

(投稿)「心の闇」を見つめる4



なぜ自分の中には、このような「闇」が存在するのか。自分にとっては、苦しみばかりがあり、何の利益も得られないのではないか、ということを自分に問いかけてみたところの回答です。
メモを取っていなかったのですが、だいたいはこんな内容でした。


一言でいえば、「進化」のためです。「心の進化」といってもよいでしょう。
私たちは、自分の心を日々進化させていく義務があるのです。
あなたの「心の闇」と表現されているものは、あなたにとって決して心地よいものではないでしょう。
ですが、決して無駄なものでもないのです。苦しみや困難を通して得られるものも、大変価値があると言えるのではないでしょうか。
たとえて言えば、あなたは真珠貝みたいなものです。
あなたの中に、偶然もしくは意図的に、固い異物が入れられました。
あなたにとって、これは大変な事態でありましょう。大変な苦しみと苦痛を伴うでありましょう。
ですが、あなたは、この異物を見事な真珠に変えていかなければならないのです。
異物が入れられたことによって、自分自身が腐っていくか、それとも見事に真珠に昇華させていくか、これがあなたに問われているということであるのです。
そして、見事に真珠へと変えていったときに、自らの貝の内側も真珠色で光り輝くことでしょう。
自らも金剛身へと変えていくことができるのです。
そのために、あなたが数々に苦しみに遭遇してきました。魂の深い傷も数多く負いました。
しかし、それは我々の「進化」のためでもあるのです。そしてそれは大いなる「調和」へとつながっていく道でもあるのです。


これからも試練が続いていくでしょうが、どうか強くあってください。
今回の自らの「心の闇」と向き合うことができたのは、あなたにとって大きな進歩でもありましょう。
あなたは、肝心なところで、いつも逃げていました。まだ自分と向き合う勇気がなかったからです。
今回もすこし及び腰になりつつありますが、ここで踏ん張って、自らの課題と対峙してください。
我らが、いつもあなたのそばにいるということを、片時も忘れないでください。



今の苦しみは、より大きな「進化」のために存在している・・・
この世界に存在する苦しみや困難は、ただそれだけのために存在しているのではない。
そうしたことを、改めて、胸に刻むことができました。(大)

2014年10月10日金曜日

(投稿)心の闇を見つめる 3




 心の奥に潜んでいる「闇」。

その闇をじっと見つめ続けることで、「闇」の実像が少しずつ見えてきました。

「心の闇」は、「不安」という形をとって現れてきます。

その「不安」を客観的に見つめる作業を続けることが、私にとっての「心の闇との対決」です。

 
その「不安」の感情からは、もう一つの感覚が伝わってきます。

 
「怯えと恐怖」
 

これが「不安」の感情から、明らかに伝わってきました。

 
自分の生命が危険にさらされることの「恐怖と怯え」

 
このくらいの強い衝撃を、過去において自分の魂が受けてきたのだと感じました。

 
冷静に考えれば、普段の生活では、特に「不安」を感じる理由は見当たりません。

なのに、心の底からじわじわと伝わってくる「不安と怯え」の感覚。

 
このかなりの根深い魂の傷を、どのように癒していくのか。

 
「心の闇」との対決は、まだまだ終わりそうにありません・・・(大)